冬の冷たい吐息に夏の汗が滴る肌を思う浮気性の友 入道雲を眺めながら雪の積もった道を歩くまるで途方も無い足取りの君 似た者同士を思い出しあくびをし瞼をこすり季節の中で所在を忘れ寝ぼけた私 遠くを見るふりをしていつも季節の色 […]
冬
Merry Christmas Ms.
私が誰かなど書き忘れたまま愛を伝える手紙の豊かさ 答えなど尋ねる間もなく分けられた気持ちの味わい 世界は今宵も大いに煌めき冷たい空に光を乗せます照らされる夢と合わせて不安たち両手を繋いで街行く人々 掠れた声で歌います疲れ […]
inside you journal -2
温もりさえあればと知るのはなぜか大人の少し先。子供の頃に夢中で求めたはずのものたちの行方。途方に暮れて見渡す天上の世界。答えなどない場所の自由。不安が優しく頬杖をつく。見つめ合う居間のこと。 触れたのは肌ではなくてあなた […]
inside you journal -1
空のグラデーションがどこから来るのか。科学の話なんかじゃなくてただ聴きたいのはあなたの冗談。 注いだ炭酸。シュワシュワと消えていった気泡。なぜ綺麗だと思うのか。心の機微がいつだって気紛れなのはなぜだろう。ただぼんやりと思 […]
WINTER YOU
急に寒くなり、お気に入りの長袖に腕を通す。久しぶりって挨拶をするみたいに少し伸ばして心地を確かめる。鏡で姿を眺め、ああこれこれと安心する。 あの子がオレンジ色の大きなマフラーを巻いていたことを、なぜだろう今、思い出す。十 […]