「詩は正しく理解しようとしなくていい⁉」読書会レポ4/28

こんにちは!自由丁スタッフの村上です🍓

自由丁では月に2回、日曜日の開店前に読書会を開催しているのを皆さまご存知でしょうか?
自由丁の読書会では、参加者の方がその日読みたい本を持ち寄り、一時間黙々と本を読みます。後半には、読んだ本の感想や考えたことなどをもとに皆さんでざっくばらんにお話しています。

こちらのブログでは、読書会のファシリテーションを務めた、私スタッフ村上が各回の様子をご紹介しています。今回は4/28(日)に開催した読書会についてです。

参加者のみなさまに、今回の読書会に参加したきっかけをお聞きすると、「前から読もうと思っていた本を読みたくなったから」「お仕事で読まなければならない本を進めたいから」「たまたま見つけたから」など様々な理由でご参加いただきました✨
(どなた様も大歓迎な読書会です(^▽^)/)

一見難しそうな内容の本から青春を思い出す内容のものまで、今回も色々なジャンルの本が集まりました📚

■今回参加者の方が読まれた本

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■読書会後にお話した内容

・詩を正しく理解しようとしなくていい⁉

・そういえば親になる訓練ってしないのに、いきなり親として完璧を求められるよね。

・論理は因果関係を説明できない。

・小説は人生体験ができる。

・高校生の青春を感じてキュンキュンした。 などなど

この中で特に私が面白いと思ったのは、「詩を正しく理解しようとしなくていい⁉」という話題です✨(ちなみに、この話題は『ひとが詩人になるとき』という本を読んだ方のお話から、みなさんと話していく中で話題に上がりました。)

参加者の方の意見では、「詩を読むときにこの表現にはどんな意味があるのだろうと深く考えてしまう」や、「詩って美術館の展示を見ている時のように感じなければと思う」という意見がありました。
確かに詩以外の作品をよむときは、物語や登場人物の心境を理解しようとしたり、内容を正しく理解しようとしながら読むことが多いのではないでしょうか。小説やビジネス書などと同じように詩を読んでいくと、なかなかすっと内容が入ってこないなんてこともあるなと思いました。

しかし『ひとが詩人になるとき』に登場するある詩人の方のお話しによると、「詩は理解しようとしなくていい。」「このフレーズが心地よいとかこういう表現いいな。」というように詩を楽しんでみるのもいいかもしれないと書かれていたそうです。
そう考えてみれば、もっと気楽に詩を手にとって読めそうな気がします。そして詩を楽しむのって、とても素敵な時間の過ごし方だと感じました。

ちなみに私は詩を読むときは、音楽を聴くかのように楽しんでいるような気がします。自由丁に置いてある詩集は常に持ち歩いていて、ふとした瞬間にいて楽しんでいるなぁと、振り返ってみて気づきました。皆さまは、いかがですか?自由丁や封灯では一年後の自分に手紙が書ける「TOMOSHIBI LETTER」をはじめとする様々なアイテムに「詩」を取り入れているので、普段は詩と触れ合う機会がない方も、別の入り口から気軽に楽しんでいただけたら嬉しいです♪

さて、少し話が脱線しましたが、(笑)
読書会ではこのように、本の内容だけでなく、読書後のお話の時間では、純粋に疑問に思ったことや、ちょっとした話ができるのも、自由丁読書会の魅力の一つだと感じています♪

ちなみに、次回の自由丁読書会は5/19(日) の9:00-10:45です!
ぜひ自分の読みたい本を持ってお越しくださいね♪

▼チケット購入はこちら

5/19(日)自由丁読書会

■タイムスケジュール
09:00〜09:15 受付・簡単に自己紹介&読むものをシェア
09:15〜10:00 読書タイム ※サービスドリンク付(お茶・コーヒー)
10:00〜10:45 読んだものの感想や内容をシェアしつつゆるりとお喋り

■開催概要
【開催日】4/28(日)        
【時 間】開始:09:00〜 終了:10:45 ※途中参加・退出OKです!
【参加費】 ¥880 (お茶/コーヒー付 軽食持ち込み可)
【参加方法】peatixよりチケット予約。空席があれば当日参加も可能です。
【定 員】6名
【場 所】自由丁(東京都台東区蔵前4丁目11−2)
【アクセス】都営浅草線 A3 出口徒歩3分