浴び過ぎると疲れ果ててしまう性分のようで、ああこれはきっとそういうことだったんだろうなとか、やけに重たい心身で気付く。
午後の光、
歩道、
すれ違う他人、
白いヘッドフォン、
黒いスニーカー。
ただ隣にいてくれないかなとか、思ったくせに言葉が出ない。あなたもきっとそういうことだったんだろうなと勝手に思って隣にいるつもりの心。一緒に深いところで暫し休憩。
いつになったら飽きるだろう。イタチごっこみたいな青春の名残り。全てのあとにしないか論理。ただ今まさに、生きてる最中なんだからさ。頭の回らなくなった午前零時の少し前、真理だけが残った身体で独り言。
使い古したイヤフォン、
夜の黒、
またいつかって言った人、
白い肌を覚えている。
本日も読んで下さりありがとうございます。切なさに浸けた声が歌ったTOKYO。