空のグラデーションがどこから来るのか。科学の話なんかじゃなくてただ聴きたいのはあなたの冗談。
注いだ炭酸。シュワシュワと消えていった気泡。なぜ綺麗だと思うのか。心の機微がいつだって気紛れなのはなぜだろう。ただぼんやりと思っていたいだけ。呟いてみたいだけ。答えが欲しいのではなくてただ、必要なのはすべてが許されたそんな時間。
どうだろう暫し共に委ねてはみませんかと問う。微睡みの中。或いはほろ酔いの中。午後の日差しが暖かい部屋の中。夜の深みが増した路地裏。答えなんて要らないよと言う訳もなく微笑む頬。
本日も読んでくださりありがとうございます。透んだ季節が私を通って落とした詩。