圧巻のステージでした。
七月一日、中野サンプラザ。
気付けば三時間、
拍手していた手も段々と上がり、
誰に伝えるわけでも無く、
独り漏れゆくため息達と独り言。
名曲たちの持つ力と、
それを作り歌う人々の力強さと、
温かい観客達の声と拍手が一つになって僕の身体に降り注ぎ、ただ僕はなるべく多くの音粒を逃すまいと必死に見るのみ。
気付けば呆気にとられて口が開いたままの時間が増えていき、言葉を失う至福を味わった素晴らしい夜となりました。
誰の曲がよかったとか、誰の演奏が素晴らしかったとか、そういう部分部分の話ではなく、一つの夜として、ずっとちゃんと覚えておきたい、いや、忘れられない夜を頂いた心地です。
もう二度と、同じ景色を見ることは叶わないけれど、その切なさも含めての、素晴らしい夜だったのだと思うのです。
ありがとうございます、
美しい夜。
本日も落書きを読んで下さりありがとうございます。あぁきっと、何度も思い出しては浸るだろう美しい景色の話。中野サンプラザ、ありがとうございました。