雨宿り
誰かにとっての
私にとっての
雨宿り
先を急ぐあなたも居れば
もう少し
ここで一緒に居たいと思う
そんな私も居たりします
いつかその内
雨が上がって水溜り
気にせず駆け出す頃には私も
行けるだろうかと
空に問います
深呼吸して
空の一部
雨雲の欠片を吸い込んでは吐き出して
少しずつ透明になっていった心の中にて
ようやく私も気付きます
雨音から教わったリズムと共に
ずっとここにあった全てに
気付きます
そしてまた健やかに
温かい午後の日差しのように
歩き出すのを待っている
世界です
本日も落書きを読んで下さりありがとうございます。悩むということは、答えはもうあなたの元にあるのだということだとも思うのです。