飛行機に乗って、久しぶりに訪れた場所で過ごした二日間。去り際に手を振りながら思わず伝えた「いってきます」。そのお返しに貰った「いってらっしゃい」。あぁそっか、ここも僕にとってのホームだったと思い出すように思って笑う。余韻。
本当はいつだって、そうだ。次の何処かへ、また帰ってきたいと思える場所へ、未来へ向けて、僕らは今ここへと「いってきます」と言えるはずだ。
そんな当たり前を思い出す。
こんな当たり前な言葉たちを自然と使える、伝える心でいたいと思い返す。
言葉と心が一致して、交わす言葉と返せる心でいられるように、生きるということを、日々という人生を、健やかに整えていきたい。
素直に生きることの難しさを知りながら、社会の荒波に苛まれながら、それでもなるべく、自分という光の強さを翳らすことなく、生きていきたい。
そしたらきっと、「ただいま」って言える未来へ帰れるはずで、また「いってきます」と言えるあそこへ行けるはずだろうから。
本日も落書きを読んでくださりありがとうございます。ホームと思えるいくつかの場所を思い出しては、帰る時の自分はやっぱり純度百パーセントの僕でなけりゃあいけませんねと思うんです。