例えば
千一回目のこんにちは
千一回目のこんばんは
数えてきたわけでもないけれど
きっと何千回目かの
何万回目かのいただきますとごちそうさま
繰り返しの気分でいるけど本当は
そんなことない今日と明日
昨日と一昨日
そうなんだけど本心は
同じように訪れてほしいから言う
またねって声
今生きてんのも
明日も生きたいからで
明後日も生きてたいからで
それでも今だって思うことがあるのなら
きっとそれは明日にも明後日にだって
有り得ない刹那の話なんだよね
ちゃんと夢見て
ちゃんと愛して
ちゃんと言うんだ
またねって
未来を願って
次回を望んで
何千回目のまたねとバイバイ
何万回目のおやすみなさい
真っ暗な部屋に乗り込み
布団に包まり今日もまた
一回限りの朝日へ向かいテイクオフ
本日も落書きを読んで下さりありがとうございます。飛行機に乗り、異国の地へ降り立った時の心地のような明日を望む一方で、いつもと変わらぬ景色や味わい、あなたが居て欲しいと願い目を閉じ明日へと旅立つ日々の僕ら。