昨日見た映画
空を飛ぶ鳥
広がり続ける空
足音がやけに響く都会の地下道
主旋律と共には
一向に吹き抜けてくれやしない風
すれ違い
視線を交わした知らぬ誰かは
きっと明日も他人のまま
互いに言葉を交わすこと無く謳う
手を取り作ろう豊かな社会
赤ワインを注いだグラスに映り込んだのは
一体いつの夢だったのか
響き届いて返った声は
一体今は何処へ消えたの
いつの間にやら
行方知れずの声に言葉に志
響く足音
雲へと届く鳴き声の主
私もいつか其処までいけたら
本日も落書きを読んで下さりありがとうございます。例えばこれは詩なのかエッセイなのか、分類したがる癖を尽く嘲笑いながら何処までも飛んでいく鳥のように生きていけたら。