温かい時の流れ

コタツでぬくぬく
みかんを食べる

家族揃って何処かへ向かい
その道すがらで笑い合う

一つのテーブルを囲んでは
晩御飯を頬張り過ごす

澄んだ空を眺めていたら
誰からともなく便りが届く

何か新しいことへと向かう気持ちが
ふらっと心に立ち寄り微笑む

いつもより
少し多めの優しい空気を吸い込んで
言葉たちがふわふわと
ゆったり流れる今日に漂う

いつもどおりの人々と
いつもどおりの光景を
いつもどおりという言葉を忘れて
ただ愛おしく思い佇むひと時

緩やかな季節の流れを
肌で心で感じている

本日も落書きを読んで下さりありがとうございます。優しく流れゆく、温かい時の話。