図々しさと甘えと手助け

図々しい人だ、と思う人がいる。
もしかしたら僕も、誰かにとってはそうなのかもしれない、とも思う。

図々しい人は、人の時間を奪っていく。
奪うつもりもなく、奪っていく。

そういう場面を何処かで垣間見る度に、ちょっと胸が痛くなり、途端に大盛りのラーメンなり牛丼なりを頬張って、その少し空いてしまった気がする胸のあたりを僕は無性に埋めたくなる。

悪気がある人の悪さより、
悪気のない人の悪さの方がよっぽど質が悪いと子供の頃より僕らは徐々に学んでいく。

人と人とは助け合いながら生きていくものなのだと僕らはとうの昔に知っているから、できるだけ僕ができることなら手伝いたいと思うし、力になりたいと思う。

けれど同時に、人に甘えるのがやたらに上手くなる人がいるのだということも、最近知った。

いつだって助け合いながら、僕らはもちろん生きていく。けれど人間てどうやらそんな単純明快な生き物ではないようなのだ。

本日も落書きを読んで下さりありがとうございます。助けてばっかの人と、助けられてばっかの人がいるのだとするならば、僕はやっぱり助けてばっかの人になりたいと思う。なんかぐてーっとした話で、ごめんね。