昨夜、即興エッセイなる試み?遊び?をやってみた。
その場でお題を決めて、10分で短文エッセイを書けるだけ書く。
自分一人でやるのもつまらないし、こういうのは緊張感あってこそだろうと思い、Twitterに直接書いていくスタイルにした。
なるべく早く、なるべく多く書きたいというよりは、そんなに色々文章が浮かんでくるもんかね?という興味もあってやってみたが、これがなんとも面白かった。
毎日書いているエッセイでやっていることとほとんど同じなのだけど、明確に、時間を意識することによって、自分が一体どういうふうに日々書いているのかというか、その「書く」というのに必要な要素をハッキリと意識することができた気分がして、これは本当に良い鍛錬になるぞと思った。
文章、特に短文のエッセイ(随筆、実際の物事に対して自分が思うことを言葉にしたもの)とは、要するに視点の数と深さだと思った。
一つの物事に対して例えば10個の視点で思考できたら、おそらく10本のエッセイがまず書ける。
あとはその一つ一つの視点に対してどれだけ深く、もしくは広く論じるかで、1本あたりのボリュームが増えていく。これを分割したっていいから、元は一つの視点で書き始めた1本の文章が結果として5本になる、みたいなことも起こせる。
視点の数と質に、あとは実際に綴る言葉の引き出しや文章として成立させる最低限の論理展開のスピード、そして物理的な書く手のスピードが相まって、一定時間のうちにどのくらい書けるかが決まる。
最後の方の、物理的な書くスピードは別にぶっちゃけどうでもよくて、タイピングを練習するみたいなものだから誰でも簡単に上手くなっていける。
ただ視点、言葉の引き出し、論理展開については、一筋縄ではいかなそうだ。
これはもう本当に毎日の鍛錬というか、毎日やらないとできなくなっていくものの類だろうなと思う。
それらはもちろん毎日こうして書くことでも鍛えられはするけれど、即興エッセイのように、短時間で筋トレみたいに負荷をかける方が、きっと効率的だ。ちょっと辛そうだけど。笑
本日も落書きを読んで下さりありがとうございます。僕個人としては、筋トレよりも遥かに、即興エッセイは楽しかったので、定期的にやれたらいいなと思いました。お題は随時、募集中です。どぞ。