似ているから
似てないところがわかる
晴れの日があるから
曇りというものが
雨というものがわかる
ひとつだけでは
ひとりだけでは
何もわからないのかもしれない
同じがふたつで
似てるがふたりで
違うところがはっきりとわかったり
違うところにも同じところにも
少し優しくなれたりするんじゃないか
みんなほんとはほとんど同じで
そこからちょっとずつ
もしくはやがて沢山
違うところが見えてきたり
育ってきたり生まれてきた
自分のために
誰かのために何かのために
もしくは優しくなるために
同じところから
もしくは同じ姿から
ちょっとずつ少しずつ
優しさを育みながら変わっていった
そんな風に同じも違いも
優しさのためにあるのだと思えたら
鳥たちも猫たちも青空も曇り空も
雨も僕らも私達も
寄り添うことができそうじゃないか
本日も落書きを読んでくださりありがとうございます。似ているって、もしくは似ているところを見つけることって、とても大事なことだと思ったんです。