【音番地vol.1 スタッフライブレポ】特等席から見た景色

2024年4月13日、封灯で開催された音番地。
(オーナー小山さんがシアトル留学中に出会い、励まされてきたアーティストTOMO NAKAYAMAさんと、TOMOさんの盟友oono yukiさんをお招きした、封灯初の音楽ライブ)


▲左がoono yukiさん、右がTOMO NAKAYAMAさん

ライブが始まった夜、
私はオーナー小山さんの後ろにいた。

もうね、ごめんなさい、オーナーの背後、特等席すぎました。
独り占めしてごめんなさい。(笑)
みんなに見てほしかった背中オブザイヤー。


小山さんはTOMOさんが次の曲のタイトルを口にする度、振り返っては「My favorite song!!!」と満面の笑みで言うのだ。

それぞれの曲にどんな思い入れがあったのかはライブが終わってから聞いたのですが、何よりこの曲が聴けて嬉しい〜〜〜という気持ちが溢れ出ている笑顔。


▲満面の笑みを浮かべるオーナー小山とその背中を見守るスタッフ野村

少し前に聞いた、自由丁や封灯というお店をつくるきっかけにもなったとも言える方がTOMOさんであるという話。

そんな話を思い出しながら…
お店の一番後ろ、特等席から見えた景色は、
TOMOさんが気持ちよさそうに歌う姿、
音を楽しむお客さまの後ろ姿の数々、
その後ろでいっちばん楽しんでいるオーナーの背中でした。

自分の人生を形作ってくれたアーティストの方を、自分がオープンしたお店へ招き入れライブを開催し、多くのお客さまやご友人に楽しんでいただいている。留学していた頃にお世話になったのであろう方々と、数年経ち、一緒に手を取り合って、たくさんの人を幸せにしている夜。

なんて、かっこいいんだ。

小山さんの背中はとっても嬉しそうで、楽しそうで。

く〜〜〜〜、かっこいい。

そんな人生、最高すぎませんか。

私は、こんな人生を過ごせたら最高だと思える瞬間に出会えたこと自体が幸せでたまらなかったです。


オーナー小山さんと店長ゆうきさんが立ち上げた、自由丁・封灯は「素直な気持ちと日々を味わう」がコンセプトのお店。

忙しない日々の中でほっと一息ついたり、自分の気持ちについて考えたりできる場所。

私自身、仕事や人生に悩み、自分のまっすぐな気持ちを諦めそうになっている時に訪れ、いつも励ましてくれる言葉や空気に出会える場所です。

小山さんはTOMOさんの姿を見て自然体でいてもいいのだと思い、そんな素直な気持ちを大切にするようなコンセプトのサービスを立ち上げ、小山さんやゆうきさん、歴代スタッフの皆さんが、この場所を営んできてくれたおかげで、私は幾度となく救われてきた。
自分の素直な気持ちを無いことにしないでいいんだって思えた。笑顔にしてもらってきた。

今となってはスタッフのひとりになることができて、
素晴らしい景色を特等席で見てしまって、
なんて贅沢な夜なんだろう。

私も、いつか恩返しを、
いつか手を取り合って、
関わる人を笑顔にできる人生を送れたなら。
そんなことを感じた夜でした。

自由丁・封灯スタッフ 野村