出立日

新しい詩集を作ろうと思っています。まだタイトルも、どうやって出版するかも決めてないですが、作ることは決めたので、読んで下さる方に伝わればいいなと思い、これを書いてます。 それに向けて、今まで毎日書いたものを公開してきた自 […]

書き方

どうしたら言葉が出でくるんですか?と聞かれるとやはり、言葉が自然と出てくるまで書き続けることですかね、とまずはなんにせよ思えてしまいます。毎回その都度考えはするんですが、割と同じ結論に辿り着きます。 量をこなす。質を求め […]

行先

この先に何があるのかわかりませんが、行きましょう。この道すがら何があるかもわかりませんが、行きましょう。 例えばこの誘いにあなたが乗るとして、そこに何を見出しているのか。見つめているのか。 割と人生って、こういうものな気 […]

十色

人それぞれ様々な日々を語ります同じものを食べて同じものを見たとしても様々な世界を思います ある人は真っ直ぐに伝えますあの人が好きなのだと ある人はただ微笑みますあの人のことを思いながら ある人は日々信じていますあの夢を叶 […]

森と海

待ってやくれない青空にうろこ雲鳴り響くベルに急行電車世界は今日も通り過ぎてく 過去のことなど忘れた素振りでけれど確かにその涙を受け取って掌に落として本日も切ないくらいに新しい空 開け放った窓森の中から眺める子鹿その瞳にど […]

朧気

映像に映る鳥隣を歩いた人が言った飛行機橋を渡る車窓から眺めた雲日差しが眩しく眠気が乗った瞼は重さに耐えかねる 昨夜が既におぼろげな昼間いつもより清々しい顔をした人澄んだ風が心地よく少し背筋が伸びた気がする 誰かが何か一つ […]

幻雪さん

なぜか明け方に目が覚めて寝ぼけたまま冷蔵庫水をコップ一杯ふうと息をし振り返ったら真っ白の光 ああこれのせいかと眩しくて起きた気がした自分わあ綺麗だなと思わず写真を取った気がした自分 それにしてもおお寒いなと再び布団にそそ […]

Freshness

焼き立てのパン頬張るみたいに書き立ての言葉 産まれたての赤子愛でるようにつくりたての夢と希望 できたての友情愛情慣れないみたいに芽吹き始めた新しい私 開いたままのページ窓際に置いたまま日焼けしたみたいに埃被った憧れの後ろ […]