流されて

どこまでいくのだろう
この船は

どこまでいくのだろう
この羽は

どこまでいくのだろう
この身体

どこまでいくのだろう
この私

見惚れた景色
触れていた手
声が呼んだ私の名

どこでまた
見つけられるだろう

どこでまた
出会えるだろう

知らぬままいこう
どこまでも

願ったまま
叶える気もないままいこう
どこまで届くかも知らず
ただ
どこまでも
望んでいこう

本日も読んでくださりありがとうございます。軽い、詩。