佇んで希望

生きていくとはなんだろうと、考える。今日は天気がいいなとか、どの服を着て出かけようかとか、何をお昼に食べようかとか、考える。

新しいことを思いついて、作って、何になるのだろうかという問いを抱えて生きている。私には夢があり、野望があり、希望を持つ。けれどもどうやら、人は愚痴を言いたいようで、人には都合があるようだ。あの頃、無邪気に笑った友たちは、もうすぐには集う事は叶わない。これが大人の所業だとするのなら、私は大人を許せない。

日が昇り、沈むまでの間を駆け回り、泥だらけになる自由たちの多くは今、寂しそうな顔をして、あるいは暇を持て余し、帰宅途中の車窓から見える真っ暗の河川敷にて茶でも飲みながら佇んでいる。

本日も読んで下さりありがとうございます。自由も希望も、いつもあなたの側で待ち侘びているのだとしたら。