季節が頬を赤らめていく
照れ隠しする僕らみたいだ
巡りゆく四季と喜怒哀楽
四つずつ持ち寄って一年を共にしようよ
木々とそんな会話ができたなら人類
もう少し仲良くなれやしないだろうか
山の傾斜にならって歩き
朝日が山影を街へ無造作に落とすのを見る
僕にとっての寝起きの気分みたいなものかとか
ちっぽけな例えが浮かぶ
呆れて笑う
冷たい風が坂を吹き抜け
未だに欠伸をする人の首筋を撫でる
山を見上げ
季節の頬へ目配せをする
緩む口元
本日も落書きを読んで下さりありがとうございます。紅葉する季節と過ごす。