遅い時間の電車に乗る。
いつもの駅が工事で変わっていく。
切ないね。
後ろを歩く人の声。
街並みとは変わりゆくもの。
都会に住むならのなら。
移ろう人間模様と同じだね。
やがて去っていったあの子の台詞。
幼い頃から見えないままの経済。
確かそんな名前だった何か。
大真面目な顔して言葉で戦う人と人。
ねぇもうやめにしてさ。
あっち向いてホイで決めようよ。
そういう強さを持ち合わせていたい。私。
優しい風が吹く季節。
なのに何故だろう険しい顔して歩く人達。
何故だろう荒々しい世界。
挑む人々。何故だろう。
答えも理屈も何百回と尋ねて聞いたよ。
それでもわからないのは心のせいかな。
本当にそうだろうか。
不完全。未熟。
幼いまま。そんな心を抱えて行きたいな。
ジャンケンポンでもして笑おう。
あっち向いてホイでもして決めよう。
そうやって笑っちゃう今日。
そうやって生きていきたい。私。あなた。
本日も落書きを読んで下さりありがとうございます。優しい風が、吹いています。呑気だとか言われても、健やかにちゃんと、気付いていたい。