土砂降りの雨の中、音楽を聴いて、笑って、拍手して、また笑って、いえーいなんて叫んだりしました。隣を見ると、同じように笑っている人がいて、周りを見ると、雨合羽を着て、同じように手拍子をしてる人が大勢いました。
「夏がサヨナラを告げるなら、最後に大雨を降らしておくれ。そしたら私はその中ではしゃいで、歌い、踊ることにするよ」と少し前に思ったこと、書いたことを思い出しながら、過ごしました。
なんて見事な、夏からのサヨナラなのだろう。天を仰いで何度もそんなことを思い、ちゃんと飛び跳ね、笑い、歌い、私もサヨナラを告げました。
あぁ、そうか、
サヨナラしても変わらずに想えるのなら、
愛と呼ぼうか。
私たちを水浸しにした夏が、
幾度となく肌を焼いた夏が、
汗を生み尽くした夏が、
積み重なって成ったのでしょう。
そんな言葉たちを、
今夏の思い出たちで大切に包んで、
秋へ私は生きていきます。
夏よ、サヨナラ。
またね。
本日も落書きを読んで下さりありがとうございます。好きは可変。愛は不変。僕らは好きを楽しみ、愛を求める。夏よ、ありがとう。