「いい嘘には、本当のことも少し混ざっています」と、いつか観た映画で誰かが言っていた。
僕の文章を読んで、「これって本当にあったこととかを書いてるんですか?」と聞かれることが時々ある。「本当のことも混ざっているよ」と、これからは言えたらいいのかもしれないと思う。全部本当のこともあるし、ひと欠片の本当から書き始めたこともある。
ただこれだけは誤解しないでいて欲しいのだけど、思っていないことは書いていない。なのでそういう意味では全部僕にとっての真実、本当ではある。
本心なのだけど、そこには多分に希望や理想が含まれている。それが僕にとっての作品というものなのかもしれない。
希望と理想と経験を混ぜて、本当に思っていることを表現する。
それが何だと言われたら、「僕なりの世界平和への貢献です」と、本当は言いたい。
環境に配慮した服をつくる人と同じように、フードロスを無くそうとチャレンジしている人と同じほどに、僕にとっての書くことも、そうであったらいいな。
本日も落書きを読んで下さりありがとうございます。嘘と本当。綺麗に分けられない、嘘でもあり本当でもある、みたいなものも、とても美しいと思える心が大切です。