夏音

夏だと叫ぶ その代わりに大きな声で歌う 大勢に紛れて跳ねる 朝から晩まではしゃぐ 日焼けする 笑い合う 何万回と聴いてきた音楽を また何万回と聴きながら生きていくだろう その狭間にたった数回 あるかないかの光景たち 身体 […]

新夏

朝起き上がり シャワーを浴びて火照った身体 涼む間に本を手に取り 知らぬ誰かの旅行記を読む 涼し気な服を着て出かける 道すがらでカフェラテを買う 電車を待つ間に身体を伝う水の感覚 冷房の効いた車両に乗り込み座り 半ズボン […]

翌朝

目覚めては浸っています 朧気になっていく光景 一つひとつ どうすることも出来ないまま 過ぎ去っていきました 世界はどうやら 私無しではわかりません 眺めていぬ間に 何処かへといく気がなんとなくしています けれどそれも 確 […]

当然の話

何気ない日も、面白い日も、忙しい日も、どんな日にしても、生きているのだと実感していたいものです。 どこかを目指していようと、何かを成し遂げようとしていたとしても、結局のところ生きているのは今この時であり、過去でも未来でも […]

YO

軽いよ どんなに重く感じところで 大したことない 誤差にも満たない 星の上の私 変わらないよ あの手この手を尽くしたところで 約束なんてされてない 特別なんてこともない 昨日と変わらず私は私 好きにしなよ できるできない […]

Flowing In

移ろい変わっていくだけさ。そんな世界の流れの中へ、自分てやつを混ぜ込みたくて仕方ないのさ。試されてんのさ、運試しの要素を多分に含んだ日々の中、何に賭けるか。誰に背中を任せるのか。何処で何を見つけて笑うのか。よおく見つめて […]