今日です。

一日の終わり、ちゃんと疲れる私です。人知れず読み耽った本、世界の誰もが気を使い、私に話し掛けること無く済んだことが何よりの喜びです。守られた静寂、進んだページが証明書です。暮れてしまった日が故の暗闇が答えです。今日も生きたと褒めてあげてほしいものです。お互い様です。

また明日、なんて言わないでほしいのです。ただずっと今日のまんま、諦めることなど諦めて、一緒に出来得る限りいたいのです。眠らなければ離さなければずっと今日のまんまですよと、信じていられる人でいたいものです。疲れ果てて倒れるように眠れたならそれでようやく今日が終わる私に、憧れているのです。

飲み干した珈琲がより少し私を黒くして、心を水に近付けて、大地に帰して、読み込んだ本の言葉たちがより豊かに私を染めて、騙して、意味を日々を重くして、それでも生きていくから美しいのです。愛おしいのです。その最先端たる今日なのです。疲れなのです。今なのです。

本日も落書きを読んで下さりありがとうございます。お疲れさまです。