純、時間

新しい曲を聴いて、あぁ良いなぁと思ってただ何度も繰り返し聴く。聴きながら電車に揺られて、聴きながら歩いていく。とてもよい時間だわなぁと思う。 別に誰に話すでもなく、ただ過ぎていく時間を純粋に楽しむということをよくします。 […]

Discovery

言葉を失え雑踏の中 言葉を失え光る海辺 そこでようやく裸になるのだ私の心 そこでようやく自然に帰すのだ私の心 朗らかに笑い呼吸一つひとつが健やかに胸に響き世界に響きやがて何処からともなく生まれくる言葉を感じよ 力んで生む […]

青よ!

青よ何処へゆくの彼方へゆくの私もゆくよ 何も知らない入道雲とすべてを知った夕立ちをまといゆくよ 青よ何を叫ぶの何処へ叫ぶの私も叫ぶよ あるがままにと誘う波とこちらを見つめる潮の香りへと叫ぶよ 愛だ恋だ自由だ夢だ今日も僕ら […]

待つ人

思い出すセンテンス軽い言葉に他人の言葉に逃げるのを見つめる青空と風 行き交う人々慣れた素振りですれ違いただ過ぎ去っていく夜 もう何度目だろう夢中になって喋ってしまったあれやこれや自分の話 あっという間に増えていく皺読みき […]

PRESENT

多分今言わなければもう二度と言うことはないだろうこと思い切り言う 多分今書かなければもう二度と書くことはないだろうこと必死に書く 俺は今生きているのだ 私は今息しているのだ あなたは今眼の前にいるのだ あの人は今去ってい […]

談笑

珈琲を飲み相槌を打ち談笑する アイスクリームを食べ頬杖をつき談笑する 髪を伸ばすのがどうだとか歳がもう随分と経ったとか互いを眺めて談笑する 誰が感動するわけでも誰かの役に特段立つわけでも社会が良くなるわけでもないけれど談 […]

空想の時

小さい心身に染み込ませ生きていく 違わぬように見誤らないように正しく遠く有象無象と等しく思い生きていく 例えばそうだねあまり知らない大きな空の近くにて何時間もの豊かな会話をしたとしてそのことを誰に言うでもなくただそのまま […]

202307051900

気付けば最前線、声も枯れて、腕も疲れて、それでも歌う声たちと飛ぶ。 僕等の身体の殆どは水分だというけれど、心もきっとそうじゃないかと思える程に飛んでいく汗。滴る全て。 一瞬が身体を心を通り抜けていく、それは常に僕らの話で […]