ヘッドフォン
ボリュームを上げる
僕を運んでいく新幹線
声が聴こえなくなり
独り
深夜のコンビニ
話したことを思い出す
きっとまだ
この身体の何処かに残ったまま
買って食べて喋ったアイスクリーム
長い前奏が終わり
スネアドラムの鼓動が僕を呼ぶ
窓の外は色とりどりの緑の香り
雲がかかっているからきっと
獣たち神様たちが過ごしているのさ
なんて思って眺める山々
どこまでも行けたらいいなと
思っています
色んなことを蔑ろにしながら
沢山のことを忘れてしまいながら
多くのことで叱られながら
嫌われながら笑われながら
最果ての孤独まで
行けたらいいなと思っています
僕は独り
あなたも独り
その美しさを知ったもの同士で
見つめ合えたならいいなと
思っています
本日も落書きを読んで下さりありがとうございます。なんのこっちゃない、人生の話です。