イ長調のピアノを弾きながら
口ずさむ歌
誰に聴いてほしいわけでもなく
ただ私のために私が奏でる
原動力など特に無いよ
モチベーションも皆無です
ただ私のために
届いてほしくて響いてほしくて
弾いています
作っています
私のような誰かのためにも
やがてなるのだなんて
烏滸がましいこと
奇跡みたいな喜ばしいこと
心の隅で
心理の深く深くの真ん中で
思いながら
願いながら
生きています
音が少し外れたまま
もうずっと置いてあるピアノ
誰に教わったわけでもない
自分が自分に教えた音楽
響く部屋
耳元から辿る心の内側
鳴る音色
想像する世界
生まれる新しいこと
本日も落書きを読んで下さりありがとうございます。誰に届けるでもない音楽という時間は、僕にとってとても豊かで大切な原体験だと思うのです。