朝目覚めて窓を開け
雨音が残した景色を部屋に招き入れる
お湯を沸かして
珈琲を淹れる
寝ぼけ眼のまま
昨日の続きを徐ろに開く
朝起きて夜眠る
ただそれだけのことを
繰り返していくだけで澄んでいく心地
あぁなんてことのない
大したことない大事な話
続いてきたんじゃない
続けてきたんだと明白な生活
積み重なった気がして
積み重ねてきたわけだから
崩してしまって捨ててしまったって
私の自由
今朝も自由
今夜もそうだ
明日も私に訪れるなら
きっとそうだ
本日も落書きを読んで下さりありがとうございます。大抵さ、僕らに不自由だと告げるのは、得体もしれず、挨拶もなく、無愛想な他人みたいな社会とか普通とか名乗るもの。