水面の僕ら

気付いたこと
忘れていくこと

その繰り返し
残ること

生きていくこと
過ぎていくこと
出会うこと

その繰り返し
捨てること

伸びていった前髪
切られるみたいに消えた思い出

その繰り返し
果てしなく永久に
積もりゆく僕らの思い出

その上に立ち
思う今

伸びていく前髪と共にまた
過ごす今

繋がっているかのような全て
繋がっていたいから
繋げているだけの多くのこと

知った顔で風が落とした緑の葉
揺らした前髪
透き通っていった視界

さあ今
気付いたこと
忘れていくこと
すべてが流れる刹那のことを
私という

本日も落書きを読んで下さりありがとうございます。水面のような僕ら。