忙しないよ探し回って
変わりゆくふりして街並み
変えていくのは僕等みたいな人の顔
本当は寂しいふりして
確かめたいだけ自分の声色
誰かの顔色あなたの症状
ゆっくりでも
咄嗟にだって構わないから
辿り着きたい場所を見つめて
お湯を沸かして淹れる珈琲
何を話したかなんて
覚えるふりして見つめていたから
覚えていなくてごめんねだから
何度だって同じ話を聴かせてほしい
冬を経てやがて
春が来て夏へゆくから
何度だって約束して
気にしない素振りで手を振る春へ
本日も落書きを読んで下さりありがとうございます。スイートな嘘って、なんだかわりとよくある気がしています。