旅先

旅する僕らの音色はいずこ
誰も知らずに歩く通り

初めてづくしのはずなのに
知ったような顔して歩く
その幼さに自ら笑う

いつもより足早に
歩幅を大きく
響かせる足音

アスファルトに
自らの新しさを打ち込んでいく
誰も知る由もない街

自由とは
誰も知らないこと

自由とは
誰しもが知っていること

その二つを馴染ませるように
歩く
綴る

週末の旅先にて

本日も落書きを読んで下さりありがとうございます。久しぶりに、軽い気持ちで少し遠くへ来ています。