至る所がどこであれ
照らされ混じる午後の光
隠れて溶け込む夜空の深み
愛される私でいたいという本性

路上を走り去っていった
子猫が遠くで振り返り見つめる
私を含んだ黒い夜更け

すれ違った人々が
少し経って立ち止まり思い出す
どこかで見かけた気がした
私が滲んだ白い昼間

少しでいいから
景色に一つの色として
含まれていたいのです

混じり佇むことを許される
私でいたいと願うのです

本日も落書きを読んで下さりありがとうございます。透明な海辺、澄んだ空、無邪気な笑顔。ずっとずっと、教わってきたこと。伝わってきたこと。