忘れていきたくなんかないから
ちゃんと確かめたくて伝える
笑う語らう泣くつくるのです
守られてばかりじゃ
守ってばかりじゃ
知ってる喜びからも
逃れられやしないから
飛び込めたならと願っています
どなたか背中を押してやくれませんかと
思っていますが多くの心
未来はどうやら
向こう側から僕の元へと
訪ねて来てくれるわけでもなくて
行きたいところへは
辿り着きたい景色へは
リュック一つに入るくらいの
守るべきものと今日飲む綺麗な水を
背負って自ら向かっていくことが
とても大切なのだと風が吹いていきました
幾度もの三百六十五夜が過ぎていきました
さぁ今宵
眠りに落ちて
目覚めたなら光に押されて
少しだけ勇気を出して
声を自分へ
言葉を心へ
向けてみるのはいかかでしょう
新しい自分なら
未だ見ぬ私なら僕となら
忘れるはずもない程の景色へ
もう一つの三百六十五夜の中で
理屈も理由も置き去りにして
行けると信じてみるのはいかがでしょう
そう思うに足る程の
美しい歌声が響く夜なのです
冷たい空気に鐘の音が
強く優しく響く夜なのですから
本日も落書きを読んで下さりありがとうございます。今年も一年、おつかれさまでした。今ここでこそ、その瞬間あなたの瞳にこそ輝く言葉を、明日からも探していきます。旅を続けて参ります。よければ一緒に、いきましょ。よいお年を。