優しい歌を聴いたから

みんなして
動き続けている

その沢山の中で
今日もおはよう

世界の虚しさについて
さっきまで書くつもりだったのに
素敵な歌を聴いたもんだから
やめにしたよ

代わりに昨日君が拾ってあげた
知らない誰かの帽子の話か

さっき僕が食べた
一口サイズの小さなサンドイッチの話でも
するのはどうかな

ベンツに乗って通り過ぎてく
誰かを羨ましがる余裕を探すよりも

代わりに普通列車のつり革握って
世界なんて変わりやしない
幸せ話をゆっくりしてる
そんな時間を手にしてみるのはどうだろう

物事に大小も高低もないなんて
みんな知ってることを
みんな忘れていることを
何度でも当たり前に思い出す
その安らぎを注ぐ束の間

少し口ずさみながら歩く
優しい歌

本日も落書きを読んで下さりありがとうございます。美味しいパンケーキを食べた話でもいいよ。