始まりの合図

朝起きて
昨日貰ったワッフルをオーブンで温める
美味しそうだからって三つも

お湯を沸かして
豆を選んで挽いて
コーヒーをゆっくり淹れる
オーブンのタイマーが鳴る音がする
美味しい香りが漂ってくる

忙しいはずの日々も
今はしばらく静かに側にいる

始まる前のひと時が
僕と共に朝焼けを眺めている

青空が告げる今日の号令
空になったお皿とカップが
僕からの開始の合図を待っている

僕の今日は今日も僕が始めるもので
あなたの今日もそうであって欲しいと思う

おこがましいかな
それでもそうだといいなと
思った朝日

本日も落書きを読んで下さりありがとうございます。他愛なく愛おしい、朝の話。