言葉探しという仕事

色んな仕事の中の一つに、毎月自由丁で発行している詩集のタイトルを考えるというものがありまして。

これがもう、ただ論理的に考えて決めるとか、そういう話ではないわけです。

詩集の原稿を読みまして、なんというか頭の斜め上らへんで空想しまして、今回伝えたいこと、言葉の展開、言葉尻、言葉遣い、そういう類のことに一通り気を配りながら思い付く限り書きながら修正加筆しながら案たちを書きまくる。

そんなことを夢中でやっていると気付いたらお腹が空いてきて、けれどもうその頃には行きたかったお店も閉まっていたりして、あちゃーと思ってもうこれはタイトルが決まってからコンビニで何か買って帰ろうと思ってまた書き始める。こちら本日の僕。

それでこれが不思議なもので、という程ではないんですが、書けば書くほど、正解に近付いてくんですよねー。

書けば書くほど、あぁそういうことそういうこと、みたいな感じで、段々といくつかの適切な言葉が現れてくる。

楽しいわけでも、嬉しいわけでもないけれど、なんならお腹空いてるし疲れるしで辛いけど、ちゃんとやってよかったと思える言葉探しです。

本日も落書きを読んで下さりありがとうございます。色んな言葉探しを、していくのも悪くないなあ。