東京を歩く

日曜の夜、テレビで『天気の子』を観て、もう何度目かの鳥肌と笑み。

こんなシーンあったっけ?とか、あぁこのシーン好きだなぁとか、そういう楽しみ方と共に、馴染み深い街並みや空からの景色が出るたびに、あそこらへんに居るのかぁとか、こっちの方にうちがあるなぁとか、昨日あそこらへんにいたなぁとか、なんだか展望台にでもいる心地。

それにしたって綺麗だ東京。
雨にしても晴れにしても、都会にしても裏路地にしても、そうだこんなに綺麗だって思えた日もあったもんだと思い出す。

心持ちでこそ景色は確かに変わるもんだと思い出す。それはつまりどこへ向かっているのだとか、誰と歩いているだとか、どんなことを考えながら眺めているのだとか、そういう話で、例えば今日の景色がくすんで見えるのは昨日の誰かの野蛮な言葉のせいで、例えば明日の景色が鮮やかに見えるのはきっと今日隣を歩く幸せな声のせいだ。

色鮮やかで美しい街を歩いていく。

本日も落書きを読んで下さりありがとうざいます。道すがら、綺麗な紅葉を見ました。