晴れ間への詩

寝て起きて、歯磨いて顔洗って、
空が青くて今日と相槌。

元気かい、元気だよ、
それ以上の会話はいいから、
一緒に歩いてくれたらそれで、
一緒に向かってくれたらそれで、
今日は晴れ、今日も晴れ。

何処までも海岸線、
青空に沿って伸びる国道、
あぁそうかってずっと持ってる言葉たち。
大切な人みたいな光が射した晴れ間の記憶。

無愛想だなって思ってた私のことを、
優しいねって言ってくれた人の声、
延々とこだまする瞳の上のぼんやり頭と寝癖と欠伸。

眩しい先の景色へ向かって、
光の方へ目を瞑り手を伸ばす。
歩き出す今日。

本日も落書きを読んで下さりありがとうございます。目覚めて眺めて、今日も生きたい。