費やして歌う

詩を書きたいんじゃなくて
ただ待っているつもりが探し始める
伝わり変わる世界の鳴き声

ちょっと行き過ぎ戻って止まり
乗ってくかいって尋ねてくれる
美声が生まれ聞こえる夜明け
心の何処かで望んでる時

ただ待ちわびて
気付いた頃には走り出してる
無我夢中で向かってる
そういう類いがきっと向いてる
生業だってわかってる

朝も夜も
その時々にしかないのだと知りながら
朝日も夕焼けも作れやしないと知りながら
生み出す全て

抱きしめる今
時の流れを詰め込んで
磨いで見つけて味わう僕ら

春夏秋冬
探し回ってる場合じゃないぜと
言う暇もなく研ぎ澄ます人
追いかけていく心

本日も落書きを読んで下さりありがとうございます。どんな時間を詰め込んで、費やして、一体何を生み出すんだって問われてる人生だったと思い出す。