大都会の中
電車に揺られる僕
大草原の中
車に揺られた僕
眺める川辺
街の灯り
飲み干した珈琲の色
目にした記憶
他愛無い一言から立ち現れる像
描かれる地平線
眺めた景色
肌で受けた土埃
吸い込んだ夜空と喧騒
肥やして綴る一言一句
今日を昨日を
いつかを肥やし歩く本日
語らうあなた
何処へ行き
何処で生き
めぐり逢い出会った今なのか
互いの旅に耳を傾け過ごしたならば
きっと僕ら
もっと世界を優しくできる
もっと互いを許せるはずさ
本日も落書きを読んで下さりありがとうございます。一人ひとりに旅路があり、見てきた世界があるのだから、各々への優しさを持ち寄ったなら、語らうことのなくなる夜など、本当は無いのだろうね。本来は無言のひと時すらも、互いの優しさで、暖かさで満ちているのだろうね。