空が夏だと告げている
街がいつにも増して賑わっている
汗が滴り落ちる昼下り
蝉の声と踊る子供
団扇が示す優しさの所在
時代はあっという間に
進んでいったように見えてその実
のんびりと島国で
悠々自適に過ごしている
日焼けした肌が行き交う夏の夜
すれ違い
もしくは出会う人と人
その類のことも含めて
きっと世界はどんどん人を置き去りにして
進んでいくのだろうなと思う
空を流れる雲の速さが
近くを過ぎ去っていく台風を思わせる
夏の日のこと
本日も落書きを読んで下さりありがとうございます。遠くで見てる分には、眺めてる分には、何事もいいんだけどね〜。