染めたくて

もっともっと
届けと思う

そうさ僕は傲慢さ
明日はもっと遥か遠くさ

誰かの手じゃなく
この手でやろうとするのなら
みんなきっとそうでしょう

美しいふりした心
救いたかった昔の自分
無邪気さという名の狂気

掌に塗りたくって
上塗りしていく世界だって
僕がそう決めたのだから
あなたがいいねと囁いたから

抱えた悩みはいつだって
世界に僕を塗りたいがため
あなたが誰か何かを染めたいがため

たまたま生まれた世界にて
生きてる僕らはきっとずっと
パレットの上に色濃く乗った
自分の絵の具のやり場を探してる

僕のあなたの
映える世界を求めてる

本日も落書きを読んで下さりありがとうございます。謙虚なふりして皆傲慢。ならば残るはどれ程までに丁寧に、生きていけるか。届けられるか。抱き合えるかだろう。