今日も書いた

今日も生きた
きっと昨日も生きたのだろう
曖昧になっていく記憶と
美しくなっていく記憶とを抱えて
あと何回の今日を生きるんだろう

そんなこと
街を歩いていたって
電車に乗っていたって
思い浮かぶ間もなく
色んなものが瞳に飛び込む今このご時世

せめて美しい音楽を聴く
せめて美味しいものを食べる
せめて綺麗な仕事をしたい

雑多なものの中に見つける
素直さとか真面目さとか
美しさとか儚さとか

結局そういうものに
心洗われ
気持ちを許し
時折騙され慰められて
生きてきたんだろう大人
生きてきたんだろう僕ら

願うのはせめて
明日もいい日でありますように

そのくらいでいい気がする
疲れ果てた今日の終わり

本日も落書きを読んでくださりありがとうございます。あぁ結局たくさん、書いたなぁ。生きたなぁ。