毎日いつ書いてるんですか?と聞かれるので「いつでも、ですかね」と答えるもののポカンとされる。
「詩でも書くか〜」と思って書く自分もいれば、「あぁいけない、今日まだ書いてないや」と思って書く自分もいる。
何を見て、何を思って書くのですか?と問われたら、「万物、ですかね」なんて答えてまたしてもポカンとされる。そして慌てて「例えば、」と論理的に、つまりはなるべく分かりやすく例題を伝えて会話する。
色々聞かれることが嫌なわけでは全く無くて、むしろどう答えるのがいいものなのだろうかと日々研いでいる。
その点、先日初めてお会いした方が語り始めた三味線と端唄というものの話は実に見事だった。
ひたすらに面白く、興味をそそられ僕も矢継ぎ早に色々と尋ねてしまったし、程よく頭を使って考えさせられるものだから、さらに面白く、そして何より記憶に残った。
あぁやはり相手があっての会話であり、語りなのだと思い知らされた夜でした。
本日も落書きを呼んで下さりありがとうございます。答えを知ることよりも遥かに、答えに楽しく辿り着きたい。会話ってそういうものだよなぁ、と。