地元へのわがまま

地元のラーメン屋に、地元の友人と行った。色んな新しい場所で、新しい人と語らい過ごす時間も大切だけれど、やはり身体に染み込み育まれた味や声と過ごす時間もとても大事なものだと思い出す。

詩人なのだから、気の利いた言葉でも今書いてみてよと新しい場所になんかいくとお酒の勢いなのかその人の人柄なのか言われたりも最近はするけれど、その類の心苦しさとは無縁の地元の空気。

落ち着くなぁなんて言葉も不要な程の、本当の落ち着きがそこにはあり、やはり初めて自分が降り立ち、育った地というのは意味深いものだなぁなんてことも思い出す。

どんなに元気に世界中を飛び回っていたとしても、遠くへ遠くへ行ってしまっていたとしても、地元には地元の空気がちゃんといつもいつまでも残っていて欲しいなと、勝手わがままな気持ちと共に過ごした日のこと。

本日も落書きを読んで下さりありがとうございます。遠くに行くから、色んな新しい場所に、人に会うからこその、思ったことかもしれません。