美しい村への旅で

名古屋駅に降り立って、そこから車で一時間と少し。三重県の山の中、美しい村と書いて美村、びそんへ行ってきました。

美しい景観を思い出しては物思いに耽って書いたりする時間を早く持ちたいなと思いつつも、なかなかにその時間はまだ訪れず、ウズウズしています。

帰り道にはいくつか寄り道をして、これまた本当に美しい海岸線や、棚田がつくる景色をこの目に焼き付け帰路につきました。

時間をかけて行くところこそ、魅力的だよねと言ってくれた人がいて、あぁそうか、確かにそうだ、そうだったよなと、なんだか懐かしい気持ちを取り戻していく感覚も味わいながら、余韻に浸る今朝今日この頃です。

僕らの人生に目的地など無く、全ては延々と続く放浪の旅路でしかないのだとしたら、何度思い出しても癒やされるような美しい村に、景色に、人との出会いに、僕らはきっと支えられ、この旅路の果てまで共に歩いていくのだろうな。

そんなことを僕がようやく思い出したように、思い出させてもらえたように、世界が長い微睡みから起き上がる気配を強く感じた美しい村への旅でした。

本日も落書きを読んで下さりありがとうございます。そのうちやっぱり、旅をしながら書いて書いて、本にしたいなぁ。今僕の中で流れる旅先での美しい景色たち、言葉たち、音色たちを綺麗に丁寧に包んであげられるような。