向かう夕暮れ時の話

鮮烈なギターリフ
可憐な声で歌う言葉たち
きっと踊りながら聴く何処かの誰か

涼し気な顔して歩く人
聴いているのは一体誰のどんな言葉
実はリズムにノッてるステップ

曇り空もあっという間に青空にする力
そんなものは僕にも君にも
歌にも言葉にだって無いのだと
証明する気が無いだけだった
これまでの人類の話

街中で見かけた
日に焼けた肌が
海辺で吸い込んだのだろう
光と音と笑い声に耳を澄ます

夏のリズムが遠くで鳴る
夕暮れ時を通り過ぎる
僕はあなたを口ずさむ

本日も落書きを読んで下さりありがとうございます。春から夏へと向かっていく日々の中に、こういう夕暮れ時ってあるよなぁと思って書きました。