ある夜からの詩

余韻に浸っていたくて
聴き続けているR&B

思い出す
海風に乗り飛んでいった音色

きっともう合うことのない
目線の先の瞳の色

夜の魔法が背中を押して
伝えたいくつかの言葉たち

解けてほしくなくて
眠りたくなかった夜更け

こんな絶望を数えてきっと
子供が大人になっていくなら

勇敢なる子供として
ずっとずっと絶望の度
新たな希望で上塗りするため
生きてみるのも悪くないな

勇気を出したから
幸せになれるわけでも
勇敢だったから
歴史に名が残るわけでもないけれど

希望に背中を押された数だけ
きっと僕らはこれからも未来へ向けて
勇敢に駆け出していく
勇気を出して言葉にしていく

予定調和みたいな
安全策みたいな選択で
人生が正しく崩れてしまわぬように
生きていって欲しいと願う
生きていきたいと願う

本日も落書きを読んで下さりありがとうございます。音色と海風、躍る妖精みたいな大人たち子供たちから教わった夜の詩。