身軽さに宛てて

少し先の未来へ歩く
日差しの中の影と揺れ
早すぎた日々の所以は
おそらく私と世界のじゃれ合いの中

伸びてゆく道
遠くを眺めて
安堵に浸る今ここの心地よさ

向かって行ったいつかの何処か
探して回った誰かの何か
あーあどうやら
もう忘れてしまったあの人の名前

なんだったっけなぁとぼやいては
眺めた世界でもう別の誰かを探してる

変わらぬ何かを求めるふりして
変わるすべてが愛しくて堪らない

身軽さとは切なさのこと
身軽さとは寂しさのこと
身軽さとは生き急ぐこと
身軽さとは踊るような美しさのこと

身軽さとはきっと
たったひとりを深く愛する自由のこと

本日も落書きを読んで下さりありがとうございます。軽やかに深く強くしなやかに、生きていく勇気が欲しい。愛だ好きだ夢だ希望だって、純度百パーセントで言える素晴らしい未熟さが欲しい。