持ち歩いてる楽しさ

誰かが空を指さして
それにつられて僕も空を仰ぎ見る

そうやって
同じ空を見ているふりして
実はきっと違う雲の白さや
空の青さを眺めていて

実はきっと違う何かについてや
誰かについてを考えている

それがどうやら
人というものらしいのだ

また逆も然りで
全く違う景色を眺めて
ここまで生きてきたにも関わらず
同じことを思う誰かと誰か
あなたと私もいるわけで

それもまた
どうやら人というものらしく
だからこそ
誰かが歌う言葉に
書く言葉に
語る言葉に
時折強く頷く僕らなのだろうね

本日も落書きを読んで下さりありがとうございます。同じものを見ても、違うものを見ても、あの人ならどう思うかな?何を思うかな?って考える楽しみを、僕らは常にきっと持ち歩いてる。