Deadline Fantasy

珈琲を淹れる

沸かしたお湯が冷めていくように
誰が決めたわけでもないことが
一体日々にいくつあるのだろう

殆どのデッドラインは
これ以上は
ここから先は行けないよって
誰かに引かれた線は
あなたが引いた線は
ほんとは今も消してしまえて
例えば少し先へ
もっとずっと先へ
あなた次第で引き直せる

もしくはふわっと
線をまたいでその先へいってしまえる

引き直したって
飛び越えたって
大丈夫です

できるようになるまでやれば
できることもある

見つけるまで探し続けて
ようやく見つかるものだって
きっとある

永遠に向かっていくのだと
ずっとこうして生きていくぞと
諦めることを諦めたなら
開く扉もきっとある

誰が決めたわけでもない
僕にあなたに課せられた
たったひとつのデッドラインは
いつ終わるとも分からない
この寿命くらいで十分だろう

本日も落書きを読んでくださりありがとうございます。すっかり冷めた珈琲、少し進んだ僕の命、あなたの鼓動、今日の日差し。自分で決めるまでもなくこの世界に溢れ返るデッドライン。軽やかにすべて笑って、踊るようにステップ踏んで飛び越えていけたらいいのになぁ。